ギャラリー

作品No.031 大福、小福

大きな福、小さな福、それぞれ人には必要だと思います。
そこで大、小の猫を組み合わせてみました。
木彫でそれぞれ彩色してあります。
左手に持ったうちわは大、小とも実際に竹を細かく割って両側から紙をはり、縁取りもしてあります。
小の猫が背負っている小判は猫と一体の彫り抜きです。
大の猫の鈴は木をくり抜いて作ってあります。
金属部分は使っていません。
・高さ/10cm
・素材 /木、竹、紙 他

造形作家
小出信久
ジャンル:ミニチュア木彫り

主に木を素材の中心にして、その他自然素材や様々な材料を使って彫ったり切ったり組み合わせたりで人形、小物、動物など主にミニチュアサイズ製作しています。ただし小ささを追求しているわけでは、ないので特にサイズは、限定していません。都合によって大きくも小さくも作ります。小さなサイズが自分に合っているということは、あると思います。
まだまだ技術的にも表現的にも足りない部分は多いのでもっともっと存在感の深い物を作れるように製作を続けたいと思います。

1963年 千葉県生まれ/在住
1986年 東海大学教養学部芸術学科卒業
1997年 ギャラリーフレンズ「アートの贈り物展」他出展、テレビ朝日出演
1998年 「ねこ、ネコ、猫」(有楽町阪急)「ミニチュアの世界展/ファンタジーの世界展」(ギャラリーパリス)
1999年 「ミニチュアワールド」(有楽町阪急)「ミニチュア・ドールハウス作家展」(渋谷東急)「アートの贈り物展」(リーブギャラリー)「猫のアート展2」(日本橋高島屋)
2000年 「小出信久・井村浩司二人展」(ギャラリー銀座一丁目)「ドールハウス作家展」(新宿高島屋)「ミニチュア作家9人展」(ギャラリー元町)