ギャラリー

作品No.068 野田の福招き 三世代家族

野田の福招き「三世代家族」貧しくても、お年寄りが、夫婦が、親子がそして人々が互いに尊敬しあい助け合って生きることが今ほど求められている時はないでしょう。戦後の復興と繁栄、バブルの崩壊の過程で社会が忘れてきたことです。21世紀の繁栄には、社会を構成する家族の再構築は欠かせないでしょう。 「三世代家族」は、小子化、長寿社会における幸せな家族を願って招いています。
・高さ/21cm
・素材 /木(青森ひば)

招き猫作家
風天かいち
1936年、東京生まれ。
父が世田谷、豪徳寺の宮大工であったので、幼少時代の10年を豪徳寺境内で過ごす。1996年、職場を定年退職、招き猫師でもあった父の供養に猫彫りに取り組む。
いつも幸せを運んでは風のように去って行った、ふうてんの寅さんにあやかって、工房を「風天」とした。ちなみに、「風天」は、インド神話では、名誉や、福徳等を与える神様とのこと(広辞苑)。野田市に終のすみかを得て23年、「野田の福招き」が各地に幸せを運んで、お役にたつことを願っている。
1999年1月、有楽町阪急「開運招福、招き猫市」に出品。その他グループ展多数