第11回「平成の招き猫100人展」ギャラリー
作品No.003 オーディオ・ビデオ合体招き猫
幅30×奥行25×高さ50cm 素材:合成樹脂、金属
形式が古くなったとか、新発売のものが出たとか、で本当はまだ使えるはずなのに見捨てられて不燃ゴミとなった、ビデオデッキとか、CDプレーヤー。それを見つけ出して、解体して部品を取出して招き猫として立体化した。
かつては美しい映像を見せていたとかスバラシイ音楽をきかせてくれたものたちが招き猫となって何を招こうとしているのか、私自身知りたくて、今招き猫と向き合っています。
青木徳正
Tokumasa Aoki

造形作家


 1939年名古屋生れ、我流で主に金属を素材として、馬、猫、ふくろう、小鳥などを作品化し1974年より個展で発表 1974年、80年 83,96,98,これらの作品を「金属細工展」というタイトルでひとくくりして名古屋丸栄スカイル絵画サロンで個展
 1976年、78年、81年、木と皮にも素材としての面白さを覚え人にかかわりのある生きとし生きるものを作品化し名古屋ギャラリー安里で個展 最近はふくろう、招き猫に特に興味を覚え、主に金属でそのイメージを作品化しつつあります。金属といっても金とか銀といった貴金属でなくステンレスとか真鍮、洋白といった日常的な金属をつかい、フライパン、ステンレストレー時計の文字盤、ビールの空缶などに愛着を覚え、それでふくろうや招き猫をつくるといった作業を今後も続けていくつもりですが、2006年より用済みになって見捨てられたビデオやCDプレーヤーを解体して内部の部品を取り出し、その部品でオブジェとか、立体作品をつくる作業も始めています。
1974年 80年 83年 96年 98年
    名古屋丸栄スカイル絵画サロンで「金属細工展」というタイトルで個展
1975年   同上タイトルで名古屋ギャルリ・ユマニテで個展
1976年 78年 81年
    名古屋ギャラリー安里で「木皮展」個展
2000年   名古屋丸栄スカイル8階ギャラリーで「メタルワーク展」個展
2001年   7月 山梨県甲斐小泉ギャラリー昼のふくろうで「メタルワーク展」個展
11月 愛知県西春、スペースサラダで「メタルワーク展」個展
2001年・2002年・2003年
    愛知県瀬戸市「平成の招き猫100人展」出展
2002年   11月 名古屋丸栄スカイル8階アートステージで「メタルワーク展」個展
2003年   10月 名古屋ギャラリー安里「メタルワーク展」個展
2005年   11月 名古屋ギャラリー安里「フクロウや招き猫への復帰展」個展
2006年   10月5日〜11日 名古屋丸栄スカイル8階ギャラリー「メタルワーク展」個展
2007年   2月 JR岐阜駅・アクティブG3階・アートスタジオ「メタルワーク展」個展
7月名古屋クロスギャラリー「青木徳正・小さなオブジェ」展
2008年   10月11日 自宅・作業場全焼 機械・工具・作品・すべて消滅
10月16日〜21日 名古屋丸栄スカイル8階ギャラリーで「メタルワーク展」を予定していたが作品焼損のため中止