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親猫の愛情深さと子猫の愛くるしい仕草を表現。
私自身、2人の子供も大人になってしまい、私に甘える事はありませんが、今でも抱きしめたくなるほどの愛情で接しています。
そんな親心(猫心)を形にしてみました。
頭の上にはおしめと哺乳びんの入った風呂敷をのせ、健康に育った事を感謝しながら、可愛い子猫の招く手とでんでん太鼓が子宝運を呼び寄せす。 |
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田中かずみ
Kazumi Tanaka
創作紙粘土協会・準師範
私が子供の頃は、工作になる材料が少ない時代でしたので、捨ててしまうような物を大事に取って置き、思いつくまま創造の世界に没頭していました。
どんな事でもとことん納得するまでやり遂げないと気が済まない凝り性で、人から見たら無駄な物ばかりだったかもしれません。
でもそれが今では作品作りのアイデアとなり継続出来る原動力になっていると思います。
唯一物作りの根底が覆されたのは猫作りでした。
「なぜ猫にならないのか?」毎日粘土と格闘して、何百個作ってもその中で満足出来るのはほんのわずか、まだ着色していない猫の方が多いかもしれません。
これからの作品の傾向として、顔や手が動くからくり猫や母となり子供と共に経験した思い出を織り交ぜながら、人間に一番近い猫にその思いを込め制作して行こうと思います。
「猫ってこんな仕草もするよね」と思わずうなずいてしまう様な、楽しく心が癒される作品になれば良いですね。 |
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