第12回「平成の招き猫100人展」ギャラリー
招福鉄火黒猫
作品No.100 招福鉄火黒猫
(しょうふくてっかこくびょう)
幅40×奥行80×高さ70cm 素材:鉄製ストーブ
wataruと鍛鉄作家 熊田暁氏とのコラボレートによる
「猫型薪ストーブ」
デザイン:wataru
制  作:熊田 暁(くまだ ぎょう)
猫の柔らかさと発熱の力強さを硬質な素材でシンプルに表現し、ストーブとしての機能も損なう事なくデザイン、製作。(本作品は、実際に薪ストーブとして使用可能なものです。)
wataru・熊田 暁
Wataru・Gyou Kumataa

claphoto designer・鍛鉄工芸家


Wataru claphoto designer (クラフォトデザイナー)

 slow-laboratory( ゆっくり研究所 )は  wataru によるphoto. claft.desaign等、創作活動/作品のブランドです。
『ゆっくりについて』ゆっくり研究を続け、肩の凝らない楽しく、優しく、いとおしい、そばに居て適度な距離感の例えば『猫』みたいなスタイルによる作品創りが目標です。

1963 東京に生まれる
1990 デザイン事務所勤務を経て、フリーでのデザイン活動を開始
2000 愛猫「あるみ」との生活を機に猫写真家としての活動も開始
2001 1st写真展『Photoneko』以降、毎年1〜2回の個展を継続中
2009 猫写真、クラフト、猫的生活雑貨のデザイン、制作を目標に
    slow-laboratory( ゆっくり研究所 )のブランドをスタート

熊田 暁 鍛鉄工芸家

建築には様々な素材が使われています。
その中で、目に付く素材の一つは゛木゛です。
様々な新建材が登場する中で、何故゛木゛が使われ続けるのでしょう。
それは、自然素材である木の持つ温もりが、人々の心にゆとりとやすらぎを与えるからでしょう。
反対に鉄は、無機質で冷たく感じられるかも知れません。
しかし、鍛鉄という人の力を加えることによって、鉄は強さと温かさを持った゛鉄゛へと変身します。

鉄という素材は強さと精細さを同時に秘めています。
木材には強度的に成し得ないような、あらゆる造形も可能です。
さらに、鍛鉄製品の持つ強さと温かさは永遠です。
ヨーロッパでは何百年も前に作られた、鍛鉄製品が今も暮らしの中に息づいています。

日常、最も目にし、手に接することの多い暮らしの中にこそ、
温もりと、さらに豊潤な時の長さを感じさせてくれる゛鉄゛を取り入れてみてはいかがでしょう。