作品No.004 廻る生命の門
幅52×奥行20×高さ73cm 素材:石粉粘土、真鍮、木材、和紙
日本は「あの日」から
誰もが皆、大きな喪失感と闘っています。
失った景色が 失った想い出が
失った多くの愛する者達が
再び廻って
また私たちの心の傍らに
還ってきてくれることを信じています
「廻る生命の門」を通って
天野千恵美 / Chiemi Amano
イラスト&立体作家
野や山や庭を散歩しながら見つけた木や草花。
光に煌めく葉やその葉が落とす影の揺らぎを見る時、
そんな身近な自然と共にのびのびと過ごす猫を描きたくなります。
「自然と共に在る猫」・・・私が描き続けていきたい風景です。
猫達の息づかいと一緒に風の音や陽や草の匂いを
感じて頂けたらと思います。
1958年広島県に生まれる
関西の美術学校・イラストレーション科卒業。
デザイン事務所勤務を経て1985年よりフリーのイラストレーターになる。
広告・新聞・出版物等のイラストレーションを制作。
2002年より猫をモチーフに絵画、立体、照明作品の制作を始める。
猫雑誌にもイラストや漫画を提供
個展や展示会を中心に作品を発表し、精力的に活動中