No.035 黍ねの of 第13回 平成の招き猫100人展


2011年 第13回 平成の招き猫100人展 全ての出品作品をご覧いただけます

作品No.035 おらしおん

幅15×奥行15×高さ65cm 素材:布、樹脂粘土

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「おらしおん」はスペイン語で祈りです
人はどうにもならない宿命に出会った時
手を合わせ一筋の光を求め祈ります
祈りとは未来に続く希望であり諦めない心
そして招き猫がその思いを天へと運んでくれます。

黍ねの / Neno Kibi

創作人形作家

猫は時折、本当の姿を私達に見せてくれます。
お化粧をして着飾ってパーティの時間を待つ小猫たち。
バッグを片手に日なた道を散歩に出かける老猫たち。
すり切れた冬のコートを体にまきつけて、北風に飛ばされそうな帽子を押さえているノラ猫たち。
そんな、心で感じたままの猫たちの姿を形にしたくて人形を創っています。
また、そんな人形たちの一瞬の表情に、
猫たちの生きてきた道のりを思い浮かべながら見ていただければ幸せです。

1951年
福岡県生まれ。
1980年
頃から布による人形制作をはじめ、創作人形の作品展やグループ展で作品の発表を続ける。
1995年
猫をモチーフに創作活動を続ける仲間と共に『Studio 寝猫夢』発足。
2001年
栃木県那須に移り住んだのをきっかけに、人形作品を自然の風景とともに撮影した、人形フォトアートの制作も始め那須で写真展を行う。
2002年
寝猫夢のメンバーとともに那須のギャラリー各所で『寝猫夢展』を始める。
2003年
12月19日〜2004年1月19日 ニューヨーク ロックフェラーセンタープラザビル1FSushiden Galleryで寝猫夢個展を開催。ニューヨーク Michi Gallely(アッパーイースト)でも同日程で開催。
2004年
6月25日〜7月8日 ニューヨーク ブロードウェイ Gallery Flussoで、寝猫夢展を開催。
2005年
自宅にミニギャラリースペース『アトリエギャラリーNENEMU』開設。
現在 栃木県那須をベースに活動中。


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