2015にっぽん招き猫100人展 ギャラリー

2015年 第17回 にっぽん招き猫100人展 全ての出品作品をご覧いただけます

作品No.024

泣いて笑って、笑って泣いて

幅38×奥行3×高さ46cm 素材:紙、真鍮(額装)

作品No.024

人はうれしい時幸せな時笑顔になりますが、ついつい涙が溢れることもあります。反対に悲しい時悔しい時、ふっと微笑みが浮かぶことも。微笑みも涙も両方大切にしながら良い時も悪い時も強くしなやかに生きていきましょう。
銅版画の原版に金工の作業をして、版画を刷ったものとコラージュしています。繊細でありながらも、荒削りで力強い表現ができたらいいなと思っています。

桐山 暁 / Akila Kiliyama

版画家

2004年春、道端に置かれていた仔猫たちと出会い、共に暮らすようになりました。彼らと暮らす時間が増えるにつれ、猫を描きたいと思うようになりました。
2006年、以前から興味のあった銅版画や木口木版画を勉強する機会を得、猫をモチーフに制作を始めました。
まだまだ道の途中ですが、心躍る道のりです。
銅版画も木口木版画も、その後少しかじった金工の世界も、奥が深く、魅力的です。ひとつのスタイルや表現に捕われることなく、変化しつつ少しずつ進んでゆけたら、と思います。物語の感じられる作品を、そして心のどこかがあたたかくなるような物語や絵本を作ってゆきたいと思います。

1959年
東京生まれ、神戸在住。
幼少期、たくさんの絵本や翻訳児童文学作品と出会い、大きな影響を受ける。
1982年
日本女子大学文学部卒。
2000年
Adobe Illustrator(アドビ社 イラストレータ:ドローツール)と出合い、パソコンでイラストを描き始める。
2002年〜
webイラストなどの仕事を始める傍ら、ポストカードや豆絵本などオリジナルの作品を制作、ギャラリー企画展やグループ展などにも参加。
(大阪・東京・埼玉など)
また、モダンダンスの舞台用大道具、小道具のデザイン制作に関わる。
2006年〜
伊丹市立工芸センターにて銅版画家・山本善一郎氏、木口木版画家・齋藤修氏に師事し、銅版画、木口木版画の制作を始める
2008年〜
埼玉、大阪で個展
2010年〜
東京・谷中「ギャラリー猫町」にて個展。
関西蔵書票倶楽部加入
2011年
日本豆本協会加入