作品No.099
神戸だるまと遊ぶ
幅40×奥行30×高さ30cm 素材:和紙
明治末期「神戸だるま」というかわいい
「おかめだるま」が作られていました。
大正中期には廃絶したのですが、
この度復元に取り組んでみました。
「神戸だるま」と楽しげに遊ぶ
「福を招くまねき」を作りました。
幸せになりますように。
吉岡武徳 / Takenori Yoshioka
張り子作家
高松張り子や姫路張り子の作者と交流しながら、独自に張り子作りを始めて30年経過しました。反故紙(ほごし)を使いながら、和紙の温もりとしなやかさ、軽さを生かした人形や面があふれるほどになっています。
この度、「神戸だるま」の100年ぶりの復元に着手し、やっと実現しました。
明治時代、神戸を訪ねる外国人向けに作られたもので、日本ではあまり見ることができません。まねきねこと一緒に「開運招福」のシンボルとして生かしていけたらと願っています。戦争のない平和で安全な世の中の実現に向けて。
1942年 生まれ
1984年 張り子制作はじめる
1994年 神戸須磨張り子館開設
2004年 日本民芸公募展優秀賞受賞
2007年 神戸新聞文化センター(KCC)張り子教室講師はじめる
KCC舞子教室講師
年末に張り子展開催(元町プラネットEarth)
郷土玩具文化研究会会員