「平成の招き猫100人展」ギャラリー
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作品No.044 合はせ招き ー紅い涙ー

背中合はせの あたしたち
決して強く抱き合ふことなど
ないけれど
いつも おまへが そこに居て
触れ合へば そこに居て
あったかくって 涙が出ちゃう

幅/28cm 奥行/15cm 高さ/32cm
造形作家
TENKO
 
TENKO

1960年 岐阜生まれ
1984年 国立音楽大学声楽科卒

 1997年、突然猫を作りたいという衝動にかられる。美術の素養など全くなく、独学で、制作を始める。師事した先生は、強いて言えば、飼い猫の「ももひき氏」だ。
今も、彼の日常の一拳手一投足が先生であり、学びの対象である。
 猫と金魚と鶏肉が大好き。粘土造形の他にも、平面作品であれ、なんであれ、猫が表現出来るものは何でもやるし、これからも探っていきたい。
 作品を作る時、いつも思う事−「かわいいだけが猫じゃないでもやっぱり猫は可愛い・・・・・(字余り)」。