「平成の招き猫100人展」ギャラリー
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作品No.011 根付「招き猫

根付として使用が可能な彫刻招き猫。素材は張子人形制作者というだけあってもちろん和紙。和紙を張り合わせ彫刻をほどこし、貴石のようにみがきあげました。強度は木材並ですが、和紙なので、ストラップとして使用すれば丈夫な上、携帯電話もキズつけません。ただの招き猫の形ではつまらないのでちょっと上体をひねらせて、ふりむいた姿にしたところに面白味を感じて下さい。素材的にも技術的にもこれ一品のみしか制作しないので、非売品。
一見分かりづらいですが、結構細かく彫刻してあります。
幅/2.5cm 奥行/1cm 高さ/6cm
素材/和紙
人形絵師
五十嵐俊介
 Shunsuke Igarashi


1971………五十嵐家の長男として埼玉県に生まれる。
1992………小学生の頃から父・健二の師事を仰ぎ、張子人形に携わるが、大学在学中
       のこの年に、新たに造形の基礎を学ぶために、細工師「有芽屋・3代目」 
       の鈴木栄三師に弟子入りをする。
1995………大学卒業と共に「張子師」の修業を本格的に開始をする。その他飴細工も
       「張子」の修業の一環として熱心に学ぶ。
1997………この年に「飴細工師」としての免許皆伝。正式に「4代目」を襲名。
       「張子師」としても本格的に活動を開始し、父の仕事の補佐をしながら、
       作品を発表。
       また飴細工師としても個別に活動し、各種のイベントを精力的にこなす。
       「東京職人会」のメンバーとしても全国各地で活動する。
       テレビ朝日「伝統を継ぐ若者達」出演。
       テレビ埼玉「さわやか彩の国人物紀行」出演。
       テレビ東京取材。
1998………北海道の中学生からバスツアーで取材を受ける。
       台湾で「日本の伝統芸」のイベントに参加。好評を博す。
1999………万国御菓子博覧会にて「飴細工師」として出演。
2000………ギャラリーワンネスにて初個展。
2001………ギャラリーワンネスにて2回目の個展。
       浅草松屋ギャラリーにて個展。
       テレビ東京「伝統の技特集」出演。
       雑誌「武州路」取材。
       東京新聞「ショッパー」取材。
       アメリカ・LAのコンベンションセンターにて「JAPAN・ 
       EXPO」のイベントに参加。
2002………ギャラリーワンネスにて3回目の個展。
       浅草松屋ギャラリーにて個展。
       埼玉伝統工芸会館にて「昔話展」の個展。
       その他各種百貨店にて職人展展開。
2003………「若手職人会」のメンバーとなる。
       本格的に焼き物を始める。以後、張子・飴・土を主として精力的に造
       型活動を展開中。

1971年9月生まれ。
小学校の頃から父に張子人形作りの手ほどきを受ける。大学在学中にあめ細工3代目有芽屋に弟子入りをし造形の基礎を学ぶ。卒業後、2年間の修行期間を経て、独立。張り子人形作りの基本を踏まえつつあめ細工の技法を取り入れ、張り子、土人形、絵画とも幅広く活動中。