作品No.096 和田 芳作 「猫のスポット」 |
第7回「日本招き猫大賞」は、2006年9月に開催した第8回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、和田 芳作「猫のスポット」に決定しました。 |
猫は、ダンボール箱、紙袋など自分の身体にはまりそうな所に入ります。夏になると我家の猫も素焼の形にスポッとはまりこんで眠っていました。 それを思い出して猫のスポットを作ってみました。猫を招き入れる猫の為の快適空間を目指しました。 |
●選考理由 「猫を招き入れる快適空間」というアイデアが、手招きしている陶の大鉢という造形的にも楽しい作品に結実している。白化粧仕上げのナチュラルな色調も好もしい。 狭いところを好む猫の習性、夏の暑さにもひんやりとしている陶の素材特性を活かし、今までにないユニークな「猫のための招き猫」が誕生した。 「猫のスポット」にすっぽりとはまりこんで眠る愛猫の姿に、飼い主は癒されることだろう。猫の幸せは家族の幸せを招くのである。 |
大賞作家・和田芳さんの個展は「第12回 来る福招き猫まつりin瀬戸」期間中の2007年9月22日・23日の両日、愛知県瀬戸市の新世紀工芸館のギャラリーで開催しました。 |