作品No.082 夢の中へ
幅50×奥行2×高さ60cm 素材:布
いつのころからでしょうか、
惰眠をむさぼらなくなったのは
幼いころは、眠るって楽しかったはず…
眠気を呼び覚ます不安は増えていきますが、
せめて、夢の中だけでも楽しい世界に
引きずり込まれたと思い作りました。
楽しそうに見えますでしょうか。
曲沼らん子 / Ranko Maganuma
版画家
1958年1月3日生まれ。骨董の招き猫や、日本の古い着物生地などが好きで縁日や骨董市などを歩いて蒐集するうちに、猫をモチーフにした創作を始めるようになりました。無心に手を動かしているひとときが、何より楽しみ。人の手を経てきたもの、人に愛でられてきたものは、独特のぬくもりがあると思います。私の心の中の風景から生まれた猫たちは、あなたのかたわらでどんな夢を見るのでしょうか。