セラミックアート招き猫展●第8回…2004年 |
出展:湯川れい子 |
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瀬戸の優れた製陶技術を駆使して、さまざまなジャンルで活躍中のアーティストにオリジナル招き猫を創作してもらう「セラミックアート展」。歴史に裏打ちされた瀬戸のやきもの技法とアーティストの感性が、新たな創作招き猫を生みだします。招き猫という「福を願うかたち」をどのように表現するか、興味は尽きません。 第8回目を迎える本年は、猫好きでも知られる音楽評論家で作詞家としても活躍されている湯川れい子さんが、14年共に暮らした愛猫「ジャッケル」をモデルにデザインしてくださいました。 |
![]() ▲作品制作に用いた型の展示 |
![]() ▲左から「ジャッケルのこと」パネル/セラミックアート作品/ジャッケルのポートレート |
「ジャッケル」という珍しい名前は、カラスを主人公にしたアメリカのアニメーション「ヘッケルとジャッケル」から来ているのだそうです。 「とても性格のいい猫でした」というジャッケルの白黒の毛並みを生かし、ちょっとリアルな感じの招き猫になりました。常に前向きでありたいと、立ち上がって両手で招いているポーズです。さらに胸には世界中の生き物の幸福を願って「LOVE」のペンダントをつけています。 ジャッケルに出会う前は猫が苦手だったという湯川さんを、大の猫好きに変えてしまったジャッケルのLOVEパワーを感じてください。 |