1月31日 (土) [778] 谷
快晴、昨日で大工工事も終わり、今日はのんびりだ。 大工さんから貰った材木を片付け、ホコリだらけのアトリエに掃除機をかけ、ボロボロの壁紙を剥がす。 やっと基盤ができた、来週からが本番の床暖房工事なんだよね。 床暖房をしようとして、本番入る前段階で2週間もかかるんだものなぁ〜、その間に喉はやられ風邪はひくわ‥ ま、なんでもそうか!本番やる前の下準備、下ごしらえなどの基礎作りがもっとも大切だ。 基礎がしっかりしてないと思いっきり飛躍できない、足元が砂地では上手くジャンプできないってね‥ だれもいなくなりきれいに片付き何もなくなったアトリエを眺める。 天井は屋根裏に美しく貼られたざら板、そこに待望のシーリングファンも付いた。 よく銭湯にいって風呂上がりにジュースを飲みながら、天井のファンを見て、あれ、いいなぁ、欲しいなぁ〜と思ってた。 しかし、いつも、住む所は天井がそんなに高くない、こんな低い所にファンつけても、立ち上がって伸びもできない。 それに、たまに友達の部屋に付いているのみかけたりするが、マンションなどは天井が高いといってもたかが知れてる、イマイチ圧迫感があって格好悪い。 ところが、とうとうアトリエに取り付けちゃったのだ。 天井剥がして屋根裏を天井にしたので、高さ3m50cmあるから、かなり高いファン、バッチシだ。 スイッチを入れライトつけたりファンを夏・冬用に廻したりしてしばらく悦に入る。 天井裏が山になっているので、それが富士山のようで、まるで銭湯、うれし‥ 夜中、寝ようとしたら、庭にだれかいる! ちょっとビクッ、窓を開けたら、目から体液を出した谷”(ダニ)がいた。 オス谷”との仲たがい、オス谷”を罵っていた。 昔の言葉にこんな言葉がある‥谷は沈黙であり深遠、総てがそこに流れ、そこから総てが生まれる、それは母なるものである、と。 『谷”』から点々である水の流れを汚す言葉を取り除けば、沈黙であり深遠な創造の源泉である『谷』になるのでは‥たとえ谷”夫婦であろうとお互い点々言葉を慎み澄みきる谷になるよう交流しようぜ。
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1月30日 (金) [777] かけひき
はれ〜、朝、パソコン開いたら心が澄んでゆくようなメールがきてた。 ア〜よかった。 あとは、確かにちゃんとその澄んだ水を言葉や態度などに出して交流表現ができるか、だけである。 マ、それが一番大変で勇気がいるわけで、人はその勇気がないものだから、過去にこだわり過去という死んだ言い訳の世界で亡霊化する。 戦う二つがいて、双方の話を聞き、こうすれば勝てる、安心が手に入る、と双方に武器を売り付け、言葉だけでなく傷つけ殺しあいをさせ、勝った方が、正しいんだよと信じさせる。 武器商人わじんはボロ儲け‥これが政治だ、何も解決はしない。 みんな子供のような心を捨ててはいない、というよりガキそのもの。 子供にとっては勝敗も金もうけもどうでもいいもの、大切なのは、好きだ〜楽しいなぁ〜ですよ。 澄みきった河での水遊びを忘れてはいけません‥ 今日は朝から暖かく春のようなので、イゴこっちの盛りはもり上がっています。 ず−っとアンニョンを追いかけている。 アンニョンも早くやらしてあげればいいのに、逃げる。嫌いなのではない、イゴの傍にきてぺろぺろ舐めたりする。イゴ興奮してアンニョンに乗ろうとする、が、逃げられる。アンニョン立ち止まり振り返り、シッポをプルンプルンと振る。またまたイゴ興奮して追いかけ乗るが逃げられる、じらされる。 この2匹もどうなるのだろう?‥なるようになるさ、作為しなければね。 ここで武器商人わじんは、アンニョンを力で押え付けるため自衛隊を派遣し復興援助と称してアンニョンを逃げられないようにしてイゴにやらせ、その後はイゴを配下にする。 ビニールハウスでコーヒー飲んでたら、イゴが、イスの上でのんびりしてる。 あら?何落ち着いてンの?頑張らんと! イゴめ、今日の目的は果たしたのかな? 今日は手を握る、明日はキス、明後日はペッティング、そして一気に‥焦らず焦らず。 嫌われたら元も子もない、けっこう気楽な盛りだね。
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1月29日 (木) [776] 交流
はれ。 昨日の夜は諍い人とメシ食いながら最近の起こった諍い話しを聞く。 どっちかが正しいかで話し合ったらどっちかが正しくないになる。 そこには、満足と不満という勝敗が生まれ、後にそれは恨みやつらみになり、その噂は広まり透明な水は濁る。 正しいんだと、その場は上手く切り抜けやり過ごしたとしても、またその種がある限り、どこかで芽を出す。 いづれ孤立してしまい、交流が失われる。 交流が無くなると水は腐って飲めなくなる。 人の身体には70%の水分があり、その水は他人や大地や海や空の水分と交流している。 孤立するというのは、その水の交流が無くなることであり、死を意味する。 それでは、まったく正しくない‥最初、正しいはずでは? 諍いの元がなんであるかはだれもが知っている、それは身勝手というエゴだ。 それは自分が正しいと思った瞬間に、ここぞとばかりに芽を出す、悪賢いやつ。 人はそれになかなか気付こうとしたくないから、相手が悪いとうざる。 相手が悪いとうざることがエゴであるのに‥ 双方ともにエゴイストである。 水の流れが悪いなら、面倒だろうが、みんなで仲良くパイプを掃除しよう‥ と、風邪治りかけの身体で熱弁ふるったから寝不足で咳がまた出る。 そして、今日、乗りかかったパイプ掃除に朝からず〜っと夜まで。 メシも食わずに、電話に出たり時間をずらして双方に合ったりで、1日つぶれてしまった。 なんともはや、パイプ掃除は本当に出来たのだろうか? あとは、黙って言い訳いわず、静かに、蛇口をひねってみる。 清い水が流れる前に濁った水が流れるだろうが、そこで感情的になっては元も子もない、じっと静かに待ってみよう‥
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1月28日 (水) [775] 心配
お〜夜中の咳が出ない。 もう治りに向かっている感じだね、ヘヘへ、うれし。 なんか、身体の中に活気なるものが湧いている感じです。 天気もいいし、春みたいな陽気、ア〜気分いいわ〜 風邪ひいて咳出てる時は死にそうで、今のこの心地よさなどまったく解らんものね。 イゴこっちだが、最近昼間はず−っと寝てる。 盛りが絶頂期になったら、いつもの何倍もエネジーを使い、メス探したり、ライバルのオス共を蹴散らさなきゃなんない。 そのために、昼はエネジーを蓄積しているのだろうかしら。 イヤ〜大変だね。 これからはどんどん暖かくなって、空気も草木もみな活気、精気、元気、やる気などの、あらゆる前向きのエネジーを、理屈などではなだめることも押さえることもできない気の固まりが沸々、グツグツ、がんがん、ボーボー、プチプチ、ドバー、めらめら‥どうなるんだろうね、イゴ。 ワシ、自分の飼い猫のオスの盛りとやらは今まで見たことない。 前に飼っていたのはステラ・グスタフ・バタケンというメス猫で、いつの間にか腹が大きくなって押し入れに子猫を5匹生んでいた。 犬も飼っていたが、これもメス。 オスの盛りは見たことない、多大な興味がありますね。 どうなるか楽しみなのではあるが、、心配もある。 あまり遠くに行かず、手頃な女アンニョンと気が合えばいいんだけどね。 遠くにいって何日も帰らず、車にでも轢かれたのではと心配するの嫌だしね‥ そうか〜ワシの親なんかも、ワシが20代の頃、国外への無茶な旅に、かなり心配してたんだろうね。 たぶん心の中では、何も他所に行かずとも近所の手頃な所で済ませよ、と。 しかし、人には欲がある、遠くまで出かけ、珍しいのと出会ってみたい、んだよね。 ま、それが、探究心や好奇心で、作品を創るエネジーにもなるんだろうけど‥ …そして、今、ワシはどこにも行かない、国境などない、地球にいる、を知った…
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1月27日 (火) [774] ヤマカガシ
やっぱり、はれ〜 まだまだ咳は治まりません、大変ですわ、もう、ほんとに‥ しばし寝ようと思ったが、大工さんが来る時間になると目覚めるくせが付いてしまったみたい。 しょうがない、起きて大工さんの仕事を眺める。 むき出された屋根裏に断熱材を入れ杉板を打ち付ける。 この杉板は、カンナなどかけていない9cm幅の板で、普通は壁の中に入れてその上にモルタルなどを塗る時に使用する表向きには見えない素材。 たぶんちょっと貧乏臭いだろうから、その上にあとでペンキでも塗ろうと思っていたが、そんなことはない、けっこう美しい。 よく壁に使うパイン材なんかより、趣がある。 このままでもしばらくはいける、飽きるまでは木の質を楽しめそうだ。 昼過ぎ電気屋さんが来てスイッチやコンセントなどの配置を決め、つけてもらう。 電気屋さんは、ここから山ひとつ越えた所に住んでいる。 子供の頃は毒を持ってないと云われていたヤマカガシという蛇を捕まえシッポを持って振り回して遊んだ。 すると、蛇が飲み込んだカエルがピュッピュッと口から飛んで、面白かった、と。 ところが、毒がないはずの蛇なのに噛まれてから暫くすると手がピリピリ痺れるのでおかしいなぁと思っていた。 その後、どっかの中学生が噛まれて死んでしまったということで、毒蛇になったんだって‥ 電気屋さん、その頃の痺れが快感になったのか電気ビリビリのこの職業になった‥なんてね。 また、この山には蛇はもちろんサルが30匹程、シカもいるらしい。 シカのメスなどは角がないもんで、見たら馬がいる、と驚くってさ、シカって思ったよりでかいらしい。 ン〜近くにそんなジャングルがあったとは‥
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