もりわじん絵日記 2008. 12
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12月31日 (水)  [2526] 大晦日

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 今年はいろいろあったな。ま、毎年いろいろあるんだけど。ちゃんと変化して無常を体感するように時は過ぎる。いつも同じである筈がない。自然に変わってゆく、外も内も。
 さ〜、来年は『家猫』建てるぞ〜。



12月30日 (火)  [2525] ヴィジョン34

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 僕で言えば招き猫というものを中心にすることでバラバラな性質を統制しているんだと思う。粘土は収入源になるが、一日中やっていたら指は潤むし背中が痛む。余った時間をどうにか埋めたい。昔は友人と会ってアート話しに夢中だったが、今はそれほど面白くない。そこで絵日記に猫の絵を描く。これでお金とは関係ない初心絵描きに戻れる。文章を書くことで説教癖とバカ話し好きを満たせる。これだけでは無意味に忙しいだけなので、座禅を組んだりして静かにしている。無の境地を味わっているのか、只座っているだけなのかは分からない。かなり心地よいことは確かだ。最近は朝歩く。このように自分の性質の動と静を使いこなそうとしているつもりだ。これらすべては一つの方向であり一つの宇宙でありビッグバーンのように広がっているふうにも思える。自分の歩んでゆく未来に新しい何もかもがあり、それを拾っては猫化している。最近目の前に現れたのが『家』。ただ倉庫が狭かったからと、いつの間にやら思いもしなかった家ではあるが猫を建てるはめになってしまったのだから。



12月29日 (月)  [2524] ヴィジョン33

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 インドに始めていった時、なにかインドを解って行っただろうか? ただ、とにかくその方向にがむしゃらに向かっただけだ。 あとは野となれ山となれ、山ほど美しい出会いがあり、いい経験をした。 人生とはそんなものだと思う。 インド旅行はたくさんの金を持っていた。 しかし、今は、そんな甘い事は言ってられない。 だから、旅をしながら金が入るシステムを作り上げるのだ。 たぶん、そこに若い時のタダの旅行とは違う大きな意味合いがあるのだと思う。 君が親族や友達差し置いてまで浮浪者に憧れるのは、浮浪者が一人旅しながら金になる形に近いからではないのか?それは身勝手だ、自己中だ。 せっかく生きている現在を固まった過去に戻す事はない。今は今で過去とは何もかも違う新しい一人旅がある。alone。



12月28日 (日)  [2523] ヴィジョン32

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 関係ないけど、都会には若い新人浮浪者が溢れていると言う。 このクソ寒いのに。 そんなテレビ報道を見て思うのだが、彼らには実家とか友達とかいないのかね? 僕だったら実家に帰るか、友達んとこ居候とかするじゃない。 新大久保辺りじゃ、イスラム人が6畳程の部屋に10人ぐらい寝泊まりしているじゃない。彼らはマトモだよ。 日本人は学生時代の教育が友達作りではなく個人主義に成り下がってしまったのだろうね。 友達もいない人生なんてつまらないよね。 で、ウツ君は僕らのような友達がいるから憧れの浮浪者にはならない筈だ。ウツ君は社会の孤独人とは違う。一人の事をaloneと言う。aloneとは、allとoneの合体だ。allに取り込まれてしまう孤独人ではなく、自分と世界を合体するんだ。



12月27日 (土)  [2522] ヴィジョン31

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 ところでこんなふうにウツ君を活気づかせようと『ヴィジョン』なるものを書いているが、彼のウツ的性格がまずいわけではない。それはとても重要な性質だ。彼のウツ(瞑想)、彼のソウ(創造)、彼の普通(平等)。この三つの性質の使い道がバラバラなだけだ。うまく使いこなせば統一するし、象徴的言語が浮かべば禅のように悟るし、例えばの話し三つの職業でも持てば足取り軽く未来は輝く。ウツ的性質は充分いい面がある。でなければ友達として付き合ったり、人で無しの僕が他人のことを心配したりしないさ。
 その性質は家猫に大きな飛躍をさせる。あとで『家猫』で語ることになるけどね…



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