3月31日 (木) [1170] さくらちゃん
Very fine よーし、天気イイぞ−。それにしても桜は咲かない。朝、目覚めにベットから桜のつぼみを見るのだが、まだだ。双眼鏡を持ってきて、手に取るように見るのだが、まだだ。 ここ、ワシの住んでいる地域は桜の町といわれるぐらい桜の木が多い。道路の両脇も公園もいたるところ桜の木だらけ。庭から南を見れば、桜が並んで10本程見える。逆に玄関側から北を望んでも、また10本程見える。桜祭りが4月2、3日にあると横断歩道にでかでかと告知してあった。こんなに桜が咲かないのでは大変だろう。本当に、やるのだろうか?何やるか知らないけど、出店や花火があるような気がしてたな‥。花が咲いてなけりゃ人も集まらないし‥、どうするんだろう?来週に延期するのかな? 「そんなの心配しないで、仕事せい」と親父ならいうだろうな。 やっぱ、杉男君の精力絶倫に、さくらちゃんも「杉男君の子なんか生みたくないもん」と頑固として股を開かないつもりなのだろうか‥
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3月30日 (水) [1169] 杉男君
Very fine 暖かいイイ天気です。さて、桜の木の下にどっさり積まれたこの間の剪定で出た桜の木の枝の太いやつを片付けなければならない。この間、細い枝は燃やした。今日は、この太いのを適当な長さに電ノコでカットする。それを運び裏庭に積み重ねる。これで、桜の木の下は広くなった。丸太と板を組み合わせたベンチを置き、ちょいと座って上を見る。コブシは満開だが、桜はつぼみのまま。去年の今頃は、もう五分咲きだった。今年は、それほど寒くないのに、なぜだろう? 例えば、野ッ原の草はいつも同じ草で満たされるわけではなく、何年かおきに違った草が出てきたりして、交替で繁殖する、などという事を聞いた事がある。今年は杉の番で桜は控えめなのかも。干支を動物で表わすが、木で表わすとしたら、今年の干支は厄介だが杉年だね。 適齢期である杉男君は繁殖しなきゃぁと花粉精子をやたらめった飛ばし、相手が杉のメスでなくてもかまいやしない。口開けてボーッとしている人間がいたら、ここぞとばかりに犯す、振りかける。人間だって、若い男は穴さえありゃ、ちくわだって興奮するものだ。今年の杉男君はそんな青春真っ盛り精力絶倫。来年は、杉男君も青春過ぎて落ち着くかもよ‥
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3月29日 (火) [1168] 猫アレルギー
Cloudy アニニョンが時々くしゅんくしゅんと儚げなクシャミをする。花粉症なのだろうか?アニニョンは、他の猫と違って、軽々と塀をとびこえ他所にいっては、ちゃんと帰ってくる。身軽で自由気まま。 自由気ままということは好奇心が旺盛という事。いろんなものを吸収したい欲求も強いということ。過敏でもある。それで、なんでも身体に入れ込んでしまう。世の中、身体にいいものばかりではないわけだから花粉症まで入れてしまった。もしかして、アニニョン、花粉症ではなく猫アレルギーだったりして、ガハハハ‥ そういう猫っているのだろうか? 人間アレルギーの人間というのはいそうだ。人嫌い、懐疑心が強い、人間やめますか?人間失格、被害妄想、嫌われ者などのイメージを自分勝手に持ってしまい人間社会から孤立していると思い込んでいる者ではなかろうか?だから、たいてい思い込みだ。思い込みが激しいのかもしれない。 では思い込みを軽くするか無ければいいのだが、「思い込まない」では「思い込まない」を思い込んでしまう。これは「思い込みなんだ」、なぁ〜んだ、そうか、って解れば、多少は気が楽になるのではなかろうか?ねぇ、アニニョン!
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3月28日 (月) [1167] ヒュウガミズキ
Rain 雨降りか。アトリエから見えるヒュウガミズキの花がきれいだ。小さな黄色い花でうなだれている。見てると、やはり、昨日のボケではないが、ちゃんと咲く事がほんとうに嬉しく不思議でならない。別に、ワシが何かしたわけではない。いつだったか、ただ買ってきてただ植えただけで、あとはほとんどほったらかし。なのに、こうやって花が咲いてくれて、庭を活き活きとしてくれる。この木だけでなく、いたるところから草木の芽が出て、徐々に全体を緑色の生気溢れる風景にしてくれる。これは、ここで終わったわけではなく、これからますます盛んになってゆくんだもの、すごい。 それに比べ、アスファルトの社会は、美しい風景は出来上がった時だけで、あとはどんどん壊れてゆく。そこに居着いている人間はその人工的美や人工的自然を保つ為に、いつもよりまして仕事人間にならざるをえない。人工的人間を飽きさせない為にいつだって新しいものを提出しなければならない。こりゃぁ、大変だよ‥まあ、粘土いじりもそんなもんだけどね。 しかし、目の前の自然は違うんだな。いつだって美しい。どこきっても美しい。新しい事をするのに、別に人が頑張って何かする必要などない。自然に勝手に新しい感覚を味わせてくれる。これこそ、よき師匠だ。これを得てこそ、大自然体だ。 やっぱ、たまには裸足で土の上に立って大地のエネジーを感じてみるか。見えない根っこがあるかもしれないし‥
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3月27日 (日) [1166] 土
Fine ア〜、筋肉痛だ。肩、腕、脹ら脛‥。しかし、心地よい。なんか身体が引き締まったような感じだ。いいっすね。今日は、昨日踏み石に水をかけて洗っていて気になったところを直す。デッキ以外に庭の駐車場で大工やったりペンキ塗ったりなどをやるのだが、そこの地面が歪んでいて排水が悪い。排水を良くするために地面を削る。その後、剪定した桜やヒイラギなどを燃す。ア〜疲れちまったわ。あらっ!ボケが一輪咲いている。あっ!ウツを思い出した。なんか、会社の社長が変わり、新社長は鬱病などと甘ったれた病気を持つものにきびしいらしい。電話したら、会社は休んでいるのだが、新しい彼女ができ、毎日のSEXが気持ちいいってさ。そりゃいい。ウツというのは、現状からどんどんと陽が沈みゆくような感じがする。それが、ラブラブなんて昇る朝日を見るようだ。 庭の、ボケ一輪をじっと見てると嬉しくなってくる。この木の生気が僕の身体の中に入ってきて共鳴してるような気分だ。 ウツよ!二人で育ってゆけばいい。われらの生活の基盤はアスファルトで覆われ、地面に根が這っていない。お金や地位や評価を受けても、それがほんとうに大地から成長し咲いた花ではないのだと思う。だから喜びは表面的なものだ。アスファルトの上の花を世話するのは大変な事だ。目を離せばすぐに枯れてしまう。人間は面倒な事に挑戦したものだ。しかし、土は違う。どんなところにだって土があれば花は咲く。ちゃんと日光と水と少しの栄養を与えればいい。あとは大地が育ててくれる。このいつの間にか咲いたボケのように‥ ところで、ウツに、ワシが最近の絵日記に怠け者やっているなどと書いたの読んで、本物の怠け者ではない、などと言うダメ出しを食らってしまった。現代アスファルト医学の御墨付きを貰ったプロのウツとしての意地かね。笑ってしまった。
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