有田ひろみ, ちゃぼ[墨絵、ぬいぐるみ]
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ヌ原淑男[陶器]
有田ひろみ, ほのぼのとした猫たちを墨絵で描くひろみさんと、瞬間のひらめきを大切にフリーハンドでぬいぐるみを作るちゃぼさん。細かい打合せは一切なしという絶妙のコンビネーションで1+1=∞の世界を創り出す母娘ユニットです。伊勢参りやおかげ横丁を題材にした作品にも、温かく、どこか懐かしい魅力があふれています。
有田ちゃぼ
レトロな町並みに惹かれて移り住んだ東京都青梅市を拠点に、2002年から母娘ユニット「Q工房」として活動を始める。
個展で新作を発表するとともに、全国各地のグループ展、企画展にも多数出展。

 
「窯業を学び、日本の伝統的な陶芸の道を志していた頃に出会ったパプアニューギニアのお面。その造形に衝撃を受け、その後各地の展覧会に足を運んで見た様々なプリミティブアートの作品が、現在の創作活動へ向かう原動力になった」というヌ原さん。現在はご夫妻で2年かけて基礎から建てられたという檜林に囲まれた工房で制作をされています。昨年は「地歌舞伎」や「棚田の風景」など、地元の文化や風景を題材にした作品を発表。日本古来のものと異民族の神秘的なもの、その双方から発想を得て生み出されるヌ原さんの作品には大地につながるパワーとあたたかさが秘められています。 ヌ原淑男
茨城県出身
愛知県立窯業高等技術専門校卒
瀬戸市霞仙陶苑で修業
岐阜県中津川市阿木に築窯
個展を中心に活動
主に陶人を制作